内容説明
多くの般若経典の中でも、インド・チベット・中国・日本などの大乗仏教圏において尊重されてきた『八千頌般若経』は、最古層に属しながらも、内容が完備した最も基本的な経典である。その前半部第十一章までを収める
目次
あらゆる様相に通じる仏知の追求
シャクラ(帝釈天)
(知恵の)完成とストゥーパ(塔)との尊敬に無量の功徳のあること
(知恵の完成の)徳性の称揚
福徳を得る方法
随喜と廻向
地獄
清浄
讃嘆
(知恵の完成を)記憶する功徳の称讃
魔の所行
著者等紹介
梶山雄一[カジヤマユウイチ]
大正14(1925)年、静岡市に生まれる。京都大学文学部哲学科卒業。京都大学名誉教授。昭和34(1959)年、学士院賞受賞
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