内容説明
遺伝子と自然選択だけでは、生命の進化は説明できない。ダイナミックなエネルギー変換装置としての生物による「創造的代謝」こそ、進化の原動力である―生物学、科学、動物地誌学の最新成果を駆使し、ダーウィン以来解かれなかった進化の謎に迫る。
目次
第1部 生命の歴史についての十一章(始まりの証人―鉄と硫黄;生命の火―酸素;生命はどうやって上陸したか ほか)
第2部 進化の原動力についての六章(ダーウィン的なモデル;偶然でない機能転換;新しいものの原因―過剰 ほか)
第3部 生命についての五章(生物体―遺伝子の乗り物以上であるもの;始まり;共生―協働作業を通じての進展 ほか)