拒食の文化史

拒食の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 335,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791755790
  • NDC分類 230.04
  • Cコード C0010

内容説明

断食行者から拒食少女まで。宗教的な要請の下でおこなわれた古代の断食から、現代のダイエットまで、様々なかたちをとって、存在しつづけてきた「自発的飢餓の歴史」。なぜ人は食べなくなるのか。「断食」と「痩せたがる人びと」をめぐる、もう一つのヨーロッパ精神史。

目次

1 時間と文化の反映
2 聖なる断食
3 憑きものと魔法
4 奇蹟の乙女
5 空腹芸人と生ける骸骨
6 不食―医学的な謎と治療
7 病気の徴候としての不食と痩せ
8 神経性無食欲症を最初に記述したのは誰か
9 医師のものとなった自発的飢餓
10 神経性無食欲症のヴィクトリア期のルーツ
11 病的な奇蹟か、奇蹟的な病的状態か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いとさき

0
レポートの為に読んだからざかざか読みしかしてなくて非常に勿体無い。きちんと再読したい。2013/01/17

くさてる

0
拒食=食を食べないこと、食物を口にしない自発的な飢餓状態を選ぶ人々の存在について、歴史を紐解き語ったもの。中世の聖職者たちから20世紀初頭の見世物芸人、現在の拒食症患者にまで至る拒食の流れとその扱われ方を丁寧に語っている。個人的には現代社会における拒食の文化についてもう少し知りたかったので、類書を探すことにしようと思う。2012/08/11

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