内容説明
マフィアの帝王と恐れられたカポネは、また、ユーモアのセンスに富む洒落た伊達男でもあった。アメリカという競争と差別の社会で、移民の子から這い上がり、映画にテレビにコミックに、いまなお民衆の夢として描かれ続けるアル・カポネの詳細な実録。―20年代アメリカの制度・風俗・社会の細密画。
目次
ブルックリンに生えた一本の小枝
早熟児
シカゴ―カポネ以前
チャンス到来
トーリオ頂点へ…
カポネ台頭
計画に刺さった一本の釘
シセロでカポネ窮地に陥る
荒野の男児
オバニアン凶弾に屈す〔ほか〕
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- 和書
- 生きるってうれしいなぁ