内容説明
心かわきすさみ、苦悩を続ける現代人に贈る、癒しと希望のメッセージ。
目次
禅は宗教の大学院
何もかも捨てて馬鹿になれ
源深うして流れ遠し
毎日新しい心で
福徳と功徳を混同してはならぬ
踏めども瞋らず
よいものを引き出す
キリスト教徒を言い負かす
跣足で橋を渡り直す
心を動かさんでもいい〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もも
10
仏はつねに、自分の中にいるし相手の中にもいる。自己を忘却する。深くて好きです。2016/11/27
ダンゴ☆ルッチ
4
「ひと息をつく」というお話が特に印象的でした。「禅」とか「悟り」とか、そんな大げさなものではなくほんの「ちょっとしたこと」の中にあるのかなぁ~と感じました。2017/04/26
山下 賀久
3
昔、篠塚の本屋さん「読書のすすめ」にて購入した一冊です。山田無文老師の説話集です。寝る前に少しずつ読んでいました。どこを読んでも禅宗の奥の深さを実感し、その日にあった嫌なことを忘れることができ、日々の生活の中でどう生かせばいいかを考え、心安らかに眠りにつくことができる、素晴らしい本です。人が死んだときだけお経を上げに来るのではなく、生きている人にどう生きるのかを説いてくれるお坊さんは今後の日本にはなくてはならない存在になると思います。このような話が聞けるお寺や話してくれるお坊さんにとってはチャンスかも。2017/10/09
ダンゴ☆ルッチ
2
難しいのでなるべく頭で考えないようにしています。それから「ひと息つく」はすぐにでも実践できる内容なので、ことあるごとに「ひと息」入れています。確かに頭がスッキリします。感性を磨いていけば もう少しよりクリアになれるのかなと思います。2019/01/17
ダンゴ☆ルッチ
2
「相手の言葉を素直に受け入れる余裕を持てる心」。すぐに感情的にならずに、少しでも相手に寄り添えるような…そんな心を意識していきたいです。2018/11/15