内容説明
戦後五十年。風化する歴史の記憶を喚び醒まし、昭和の文学者たちの旧植民地・占領地での足跡をたどって、「日本語教育」のながれを追い、戦中から現在まで連綿と続く「言語帝国主義」の系譜を浮き彫りにした、力作長篇評論。
目次
第1章 占領と委任統治―南洋群島
第2章 どろみちのよいどれ―台湾
第3章 「まなべ!つかへ!日本語を!」―シンガポール
第4章 南方派遣“日本語”部隊―南方
第5章 「国語」への道―朝鮮
第6章 ワタクシドモハ マンシウノ コドモデス―満洲
第7章 “亡びゆくもの”の言葉―北海道・樺太
第8章 福田恒存の日本語・時枝誠記の国語
終章 「国際化」時代の日本語