内容説明
資産拡大より防衛する時代の到来!時間と人気という魔物の棲む近代資本主義の終焉がやってきた!歴史に記憶される21世紀大不況は投資ではなく消費で救われる!
目次
第1章 市場には時間という魔物が棲んでいる
第2章 投資の役割が世界中で縮小している
第3章 根無し草になった金融業の繁栄に迫るたそがれ
第4章 劣等生にしか見えなかった日本が、意外にも激変する世界にいちばん柔軟に適応していた
第5章 アメリカ株 異常な暴騰の真相
第6章 2020年のアメリカ大統領選は、任期を満了できる最後の大統領選びだ
著者等紹介
増田悦佐[マスダエツスケ]
1949年東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て帰国、HSBC証券、JPモルガン等の外資系証券会社で建設・住宅・不動産担当アナリストなどを務める。現在、経済アナリスト・文明評論家として活躍中。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おおたん
17
投資の勉強用。世界の歴史から、金融業界の話など、知らないことも多く、情報収集ができました。外国人の投資家が日本の株式を購入する際、「円を借りる」という手法は、勉強になりました。また、株価が下がる→円高の意味が理解できました。あと、アメリカ企業の自社株買いも理解できました。投資の情報収集として読んでおいて損はないと思います。2023/01/14
早坂基
2
多くの人が投資を勧めるようになった現代で、投資を否定する思考がどのようなものか気になり読んでみた 切り口は、これまでの本と異なり、アメリカと中国は没落に向かい日本が台頭するというものであった とても面白かったが、もう一度読んで理解を深る必要がある2021/06/23
石光 真
1
第二次産業は時代遅れなので、製造業の設備投資に融資する銀行が衰えるのは当然。アメリカだけ銀行が伸びてるのは、中国から安く借りて高く貸してるから。中国の旺盛な貯蓄は政府の利権絡みの非効率なバラマキに使われるので、中国企業はアメリカと不利な取引をせざるを得ない。アメリカの株高はトップ企業の怪しい無形資産で水増しされてるだけ。日本の機関投資家は外人に吸い取られ、個人は70年代から売り抜け損切り賢い。これから投資するなんてアホ。2024/06/03
読書家さん#zACBlG
0
こういった経済やデータの取り方、見方がすごく勉強になりました。2021/03/11
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