内容説明
現代科学が置き忘れきた根元の生命エネルギー“気”の再認識が始まった…。それは病気の治療からスポース、農業生産へと世界的に広がりつつある。本書は、今中国各地の病院、大学、研究所で展開されている研究、実践をこの眼で見た、初公開、気功科学最前線のルポルタージュである。
目次
1 気功麻酔のメッカ―上海市気功研究所
2 気功による高血圧治療で世界的に有名―上海市高血圧研究所
3 気功でぜん息治療に大きな実績―上海市第6人民病院
4 気功による癌治療をテーマにする―中国免疫学研究中心
5 中国最大の中医学人材養成機関―北京中医学院
6 スポーツに気功を応用する―中国体育科学研究所
7 世界気功連合へ向けて
8 主要論文(気功師が「外気」を放射したときの自身が変化;気功鍛練過程における生化学的効果;血中酸素およびATP量に対する気功の影響;ヒト末梢血リンパ球の、体外における気功「外気」の効果;喘息・慢性気管支炎の気功治療に関する、現代的測定法による研究;免疫抑制マウスの細胞性免疫機能に対する気功「外気」の作用;ヒト癌腫細胞に対する気功「外気」の作用;氷中水泳ストレス下のマウス骨格筋に対する気功「外気」の作用;2000km離れた酵母RNA溶液に対する気功「外気」の作用;「外気」の物理的性質;生命特性情報の探索、模擬と応用;気功を用いた弭緩療法による不安神経症の治療に関する初歩的評価)