内容説明
めまぐるしく変わる世の中、いくらか退屈の身のこなしで、ほどよく時代とつきあうのがおもしろい。雅子さまからエコロジーまで、野次馬気分で世の中を眺めながら、醒めた目をひからせる、挑発的なエッセイ集。
目次
ゲームの世界
地球というプレイランドで
平等幻想と決定幻想
オシャレだけれど不精
アホらしいけどあえてやるそれこそが粋というものだ
「清貧の思想」なんていやだ
若者に退屈を
蓄財の逆説
お金は物か
何たることか“民主的自治体”の大衆蔑視
政治改革への夢
怒りより笑い
戦前・戦中・戦後
オリンピックのなかの日の丸
男社会の終わり〔ほか〕