内容説明
占星学が古代から受けついだ〈象徴体系〉は、ユング心理学が基礎づけた、人類の深層意識によこたわる〈元型〉のブループリントでもあった。人の生は、深層に布置された、内なるものの投企である。意識と無意識が出会う人間関係に、自己発見の場をさぐる、20世紀占星術の新しい地平。照応する象徴体系と深層意識。
目次
1 無意識の言葉
2 潜在的可能性を示す惑星地図
3 風、水、地、火―心理学的タイプ
4 美女と野獣
5 内なるパートナー
6 心の性生活
7 汝の父と母を敬え―ただし条件付きで
8 絶対確実な内面の時計
9 水瓶座時代の人間関係
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
31
          
            ふんふんとわかったつもりになったところに結びでちゃんと冷静さを与えてくれる。お互いにセルフコントロールしながら関係をまた調整する。それは、お手玉をしながら玉乗りをしているようものだ。でも、まぁ、なんとか頑張ろうと思った。サターン・リターンを両義的に解釈する意味は、人生後半には役に立つだろう。2023/05/03
          
        袖崎いたる
8
          
            占星学を学ぶ機会を得られてよかった!訳者の岡本翔子のノリがグリーンの熱いノリに対してややクール。一方の鏡リュウジはニュートラル。やはりユングの系譜なのは間違いなく、錬金術師になることを推奨する理屈も象徴的な意味を持っていた。解釈の自由がゆえ諸王は悩むのだ…。また今日も。2018/10/29
          
        Hiro Iwatani
0
          
            内的世界と現実世界はリンクしているので、他人に投影されたシャドウをシャドウだと看破することが大切です。2016/11/08
          
        - 
                
              
            - 和書
 
 - 旅の子午線
 


              
              

