内容説明
手当たり次第に乱交し、同種を共食いすることで進化した性。性の進化を目的論で語る最近の潮流に反駁し、ダーウィン、フロイト、ラカン等の理論を駆使し、〈遺産〉としての性を描く現代生物理論の最前線。
目次
序 進化のストリップショー
1 精子コンテスト
2 オーガズムの平等
3 ボディ・エレクトリック
4 トカゲのツイスト
5 男根的魂
6 小さな生存者
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岸野令子
2
たかが性、されど性。ヒトはなぜ性に興味があるのだろう。筆者は、性は、太陽の放射によって遺伝子的に切り離されたバクテリアで始まったのだろう、という。《人間の性は三千万種あるいはそれ以上の性の一例にすぎない》だから《「なぜ性なのか」という問いそのものが誤解のもとだと考える》。訳者は「もっともらしい話」を作るためにデータを集めたりする行為そのものも含め、性に関してのさまざまなアプローチは、常に「利用される」ことを念頭におけという。理数系ダメな私は半分も理解してないけど強引に文系脳で読んだ。2013/01/08
-
- 和書
- 安田女子高校開運模試A1
-
- 和書
- 資料で学ぶ財産法 〈2〉