内容説明
教育理論および政策研究を地域と社会の視点から、歴史的、多角的に捉え直す集団的研究の試み。
目次
教育理論における「社会」
コミュニティ・スクールとチャータースクール―オールタナティブな公立学校モデル
都市の地域特性と教育統治―アメリカにおける市長直轄管理導入の要因を中心に
学校統廃合をめぐる政策研究課題の今日的再検討
第三次小学校令の成立と実施に関する研究―就学督促政策の解釈と展開
戦前期学校経営政策における「地方」の位置
中国における「民工子弟学校」の設置の意義
教員養成における地域―日本の地域教師教育機構(構想)とイギリスの地域教員養成機構Area Training Organizations
在日外国人児童生徒に対する地域教育の将来像―中国帰国児童の保護者への調査を通して
高等学校無償化政策の制度的課題と若年層の教育機会
地域社会と大学との連携の現状―近年の地域連携の在り方をめぐって
環境問題における教育の役割
リスクという視点から
「生活環境整備補助金」による学校整備―北関東N市の事例