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LIVE講義北朝鮮入門

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784492211922
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C3031

内容説明

突如後継者として浮上した金正恩とは何者なのか、なぜ核を開発するのか、北朝鮮の人々はどのような暮らしをしているのかなど、北朝鮮の政治・経済・社会の基本情報から、テレビや新聞では報道されない最新動向、朝鮮半島ウォッチャーのマル秘裏話まで、この一冊で北朝鮮の過去・現在・未来がまるごとわかる。

目次

第1講義 金正日は無能なのか
第2講義 なぜ拉致を認めたのか
第3講義 究極の格差社会
第4講義 平壌で流行る韓流
第5講義 体制が揺るがない理由
第6講義 統一へのためらい
第7講義 なぜ中国は北朝鮮をかばうのか
第8講義 核ミサイルの照準はどこか

著者等紹介

礒崎敦仁[イソザキアツヒト]
慶應義塾大学専任講師。1975年東京都生まれ。1997年慶應義塾大学商学部中退。在学中、上海師範大学で中国語を学ぶ。慶應義塾大学大学院修士課程修了後、ソウル大学大学院博士課程に留学。在中国日本国大使館専門調査員、外務省専門分析員などを経て、2007年4月から現職。東京大学非常勤講師、警察大学校専門講師を兼務。北朝鮮政治に関する論文多数

澤田克己[サワダカツミ]
毎日新聞外信部記者。1967年埼玉県生まれ。1991年慶應義塾大学法学部卒業。在学中、延世大学(ソウル)で韓国語を学ぶ。1991年毎日新聞入社。岡崎支局、東京本社編集制作総センター、政治部、外信部などを経て、1999年から2004年までソウル支局、2005年から2009年までジュネーブ支局。同年10月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

30
図書館本。授業を受けているようなわかりやすい内容。それでいて北朝鮮に関するあらゆる話題や情報に満ちている。金正日がまだ総書記だった時期のものだが、北朝鮮の入門書としては非常にお薦めの本。ところで、金正男暗殺を指示したのは金正恩だろう。儒教社会においては世襲なら正夫人の長男が跡を継ぐ。金正日はその方程式で総書記になった。金正恩は正夫人の子でも長男でもない。だから、正夫人の子で長男である金正男が邪魔だったのだ。恐ろしい男が「北」の独裁者になった。独裁者になったから恐ろしい男になったのか。2017/03/23

浦井

5
『北朝鮮14号管理所からの脱出』を読み、北朝鮮について基礎的なことを知っておきたいと思い手に取った。「なぜ拉致を認めたのか?」「なぜ金一族の体制は維持されているのか?」「一般市民はどのような生活を送っているのか?」「なぜ核兵器の存在をちらつかせミサイルを打ち上げるのか?」など気になっていたことが一通りわかった。資料や文献紹介も丁寧で役に立つ。金正雲が後を継ぐという大きな変化があったのでぜひ改訂して欲しい。2015/10/04

takizawa

5
日本人が知りたいと思うような北朝鮮の(基礎的な)情報が詰まっている一冊。この本を読めば「なぜ体制が崩壊しないのか?」「なぜ核開発を進めるのか?」といった疑問に対して自分なりの回答を用意できるようになるだろう。「入門」とあるものの,ソースが示されているので,情報源を辿って内容を吟味できるようになっている点が特長。テーマは政治,経済,外交,社会,人々の暮らしなど様々。後者2つはなかなか伝わってこないのでありがたい。2011/02/07

けふたろ

3
私にとっては既知の情報が殆どであったが、中には追っていなかった情報もあり有益であった。内容はよくまとまっており、かつ読みやすい。そして、この本を読んで思ったのだが、かの『マンガ 金正日入門』の1巻は、共和国入門書として大変に出来が良い。文字ばかりを読むのが辛い人はそちらを読んでも十分であろう。もっとも『マンガ 金正日入門』も文字が多いマンガではあるが……2013/03/06

Degawa

2
4/5 北朝鮮から見た国際情勢が厳しく、体制の保障を求めたくなる気持ちがわかる。韓国がなぜ北朝鮮に融和的なのかの理由がわかりやすい。ケソン工業団地が閉鎖された現状を筆者はどう見るのか、知りたい。2013/05/05

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