ユリイカ詩と批評 北欧神話の世界

青土社（2007/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 237p
• 商品コード 9784791701681
• Cコード C9490

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[宵子]

北欧神話特集。神々の紹介が面白い（ネタ的な意味で） 個人的には、吉田敦彦先生の北欧神話の「バルドルの死」と「ナルト叙事詩」（ロシアの少数民族のオセチア人の叙事詩）の「ソスランの冥界下り～ソスランの死」についてのロキとシュルドン＆バルドルとソスランの類似がみたいだけで買った。 しかし、バルドルの太陽神としての要素（キリストとも類似）は分かるが、元々あった戦士としての要素は何処に行ったのだろうか？ ちなみにバルドルを殺害したホズに当たる人物は、「ナルト叙事詩」には見られない。

2008/11/23

[もみじさん]

「北欧神話」へのとっかかりになりうる本。まっさらな状態で「北欧神話」を読むのもいいけれど、正直挫折する人が多いと思うのでこういうのがあると「北欧神話」が読みやすくなる。北欧神話を取り扱ったコミックやアニメも紹介されているので、親しみやすいかもしれない。