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出版社内容情報
――きみのとなりに、今も妖怪は「いる」……――
超リアルな妖怪図鑑登場!
今は亡きコウノ博士の残した「妖怪カメラ」。そのカメラは、その名の通り妖怪を映し出すカメラだった…。
日常のふとした場面に、そっとまぎれている妖怪たちをコウノ博士の手記とともに紹介。
全77の妖怪は、今この瞬間もきみのそばに…。
内容説明
輪入道、九尾の狐、白澤、海坊主、鵺…妖怪カメラがとらえた!現代にひそむ物の怪の姿―。
目次
妖気レベル1 害のないお化け(家鳴り;煙々羅 ほか)
妖気レベル2 不気味な物の怪(うわん;トイレの花子さん ほか)
妖気レベル3 恐ろしき化け物(かまいたち;つるべ落とし ほか)
妖気レベル4 最強の魔物(アマビエ;一目連 ほか)
著者等紹介
河野隼也[コウノジュンヤ]
嵯峨美術大学芸術学部講師。観光デザイン領域担当。妖怪文化研究家、妖怪造形家、妖怪企画プロデューサー。1982年生まれ。京都府出身。同大学大学院観光デザイン修了。幼少期より妖怪が好きで、大学進学後は京都の妖怪伝説の観光利用についての実践的研究を行う。2005年に「妖怪×アート×地域振興」をテーマに活動する「妖怪藝術団体百妖箱」を立ち上げ、一条百鬼夜行やモノノケ市など、様々な妖怪イベントを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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竹城 俊之介
66
京都の夏の風物詩「嵐電妖怪電車」が4年ぶりに復活とのニュースを聞き拝読。著者河野氏の祖父である「妖怪研究家」河野寿一郎博士が残した妖怪カメラをはじめとする妖怪7つ道具。博士の手記と妖怪道具を使ってまとめられた妖怪に関する貴重なレポートが本書、妖怪図鑑です。 設定といい構成といい、昭和男子が少年時代に読んだ「〇〇図鑑」にも似たノリ。こいつはワクワクが止まらねえぜ。 そして妖怪たちの造形がすごくイイ。妖怪カメラで撮影された現代社会に潜む妖怪の姿。……これは確かに、あなたの、となりに、います。2023/08/15
たまきら
39
読み友さんの感想を読んで。私の頃は水木先生だったなあ…と思いつつ眺めました。娘と語り合おうと思ったら怖かったのか「早く返却して!」ふ~ん…。2023/09/02