読んで、旅する。―旅だから出逢えた言葉〈3〉

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読んで、旅する。―旅だから出逢えた言葉〈3〉

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  • サイズ 46判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093888493
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

読んで旅する珠宝の紀行文集シリーズ第3弾

旅は読書と似ている。 会員制会報誌「シグネチャー」に連載されたエッセイ「旅先でこころに残った言葉」と連載中の「旅と言葉」からセレクトして単行本化。人気シリーズ「旅だから出逢えた言葉」第3弾。スペイン、アメリカ、フランス、イタリア、日本と世界中を旅し続けてきた伊集院静氏が各地で出逢った市井の人々、画家、作家、スポーツ選手をはじめ、書籍、名画などから、ふと心に響いた「ひと言」をテーマに綴ったエッセイ集。連載時のコラボが好評だった長友啓典氏のカラーイラストも多数収録。

「年の始めは、ともかくゆっくりスイングすることだ」(ボビー・ジョーンズ)
「女性が立ち上がった戦いは真の戦いになるものよ」(コルシカ島のホテルの女主人)
「見つゝ行け 旅に病むとも 秋の不二」(夏目漱石)
「六月を奇麗な風の吹くことよ」(正岡子規)
「モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである」(ポール・セザンヌ)
「これから私は無になります」(J・M・W・ターナー)

<旅は読書と似ているところがあり、初めて読んだ時はその本に書かれてあることが明確に見えないが年を隔てて読み返すと、思わぬ発見があるものだ。人生の経験(失敗でもいいが)を積まないと見えないものは世の中にたくさんある。>(小学館文庫『旅だから出逢えた言葉2』より)




【編集担当からのおすすめ情報】
自由に旅に行くことができないコロナの時代だからこそ、心に深く響く珠宝の紀行文集です。「読む」ことで世界中を「旅」することができるシリーズです。

内容説明

旅は読書と似ている―珠宝の紀行文集シリーズ第三弾。

目次

1(だって、私たちは家族だもの―フランス/パリ8区;日本、私はあなたとともにある―スペイン/マラガ、マルベーリャ;どこの子供でも、子供は皆の子供だから―日本/東北の或る町 ほか)
2(考えてみます―アメリカ合衆国/シャーロット;年の始めはともかくゆっくりスイングすることだ―アメリカ合衆国/ハワイ諸島;読むゴルフ―アメリカ合衆国/オーガスタ、スコットランド/ドーノック、宮城/仙台、東京 ほか)
3(ようこそ美術館へ―アメリカ合衆国/ニューヨーク、フランス/パリ、スペイン/マドリード;モネは眼の人である。あの眼こそモネのすべてである―フランス/セーヌ河畔;いつの間にか絵を描いている自分に驚いた―フランス/パリ、岡山/倉敷 ほか)

著者等紹介

伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。「皐月」で作家デビュー。その後『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞受賞。2016年紫綬褒章受章。2021年野間出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

185
伊集院 静は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 「旅だから出逢えた言葉」シリーズも読み続けて第3弾、今回はあまり心に響く言葉はありませんが、30年以上前に訪れた街・美術館が多く、懐かしく思いました。コロナ禍で旅情をそそられます。 https://www.shogakukan.co.jp/books/093888492022/03/12

Mark

19
帯に「旅は読書と似ている」とあります。どちらも、自分で見たもの、読んだことと、それらから想起されたことが残像として記憶に残り、後々になってから何かのきっかけによって、懐かしさや感動が甦ることがあるものです。伊集院さんが大病を乗り越え復帰されたことは、読者として嬉しい限りです。コロナ禍で、旅も不自由な時節ではありますが、こういう時だからこそ自分もこれまでの旅の記憶からインスピレーションが得られたらいいなと思った次第です。2022/05/25

tetsubun1000mg

10
前書きで一年半前の病気と闘病生活に触れられていたので、もう旅エッセイかと思ったが、ダイナースクラブ会員紙「シグニチャー」の過去の連載を再編集、改題しているものだった。 いずれも過去に読んでいた紀行文に載っていた内容だが、今回は伊集院氏の気持ちが多く語られているような気がした。 特にゴルフコースを回ったイギリス人の話しと松井秀喜氏との会話が格別に楽しめた。2022/03/23

ランラン

7
絵画にほとんど興味や関心がなかった私に興味を抱かせてくれたことに感謝。今度フランスへいく機会があればぜひ美術館めぐりをしたいものだ。2022/05/12

amdd

4
「質の良い絵画の鑑賞は、上質の小説を読むことと似ている。」「私は高校生の時に出逢った先生と先生の夫人から三十五歳までに読んでおく本として世界の名著を横長の和紙に書いて渡された。トルストイの小説もあれば、シーザーのガリア戦記やマキャベリの『君主論』もあった。そのすべてをまだ読めてない(読書とはそういうものだろう)。」「私は小説家だ。今、日本で何が起こって、日本人が、これをどう対処し、乗り切ったかを記録することは、私の大事な仕事なんだ。私はそう信じている。」「だって私たちは家族ですもの」2022/03/11

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