出版社内容情報
うつ病治療において,短時間で実践可能な精神療法的アプローチを解説。多様化・難治化するうつ病治療のヒントを得られる一冊。『日常診療における精神療法:10分間で何ができるか』に続く「10分間シリーズ」第2弾。本書では,うつ病と持続性抑うつ障害に対象を絞り,短い時間でも実践できる精神療法的アプローチについて解説。
豊富な知識と経験を持つ執筆陣が,普段の挨拶や態度,患者の心に響く伝え方,投薬に添える言葉,日常生活に対する助言など,日常診療で行える様々な工夫をまとめている。
多様化・難治化するうつ病治療のヒントを得られる一冊。
中村 敬[ナカムラ ケイ]
編集
内容説明
うつ病への短時間精神療法。平均10分ともいわれる患者一人当たりの診療時間。しかし、時間的制約があっても、効果的な精神療法的アプローチは行える。普段の挨拶、投薬に添える言葉、日常生活に対する助言…17人の経験豊富な臨床家が紡ぎ出すうつ病治療のヒントを紹介。『日常診療における精神療法:10分間で何ができるか』に続く「10分間シリーズ」第2弾。
目次
座談会 うつ病に対する短時間の精神療法的アプローチ
回復の時期に応じた養生指導のコツ
生活習慣指導の実践:大学病院精神科外来でのうつ診療
短時間の外来診療を予防的・治療的に:「過労自殺」への取り組みから学んだ教訓
日常診療での対人関係療法
小児・思春期のうつ病患者に対する精神療法的アプローチ
老年期のうつ病に対する精神療法的アプローチ:生老病死に逆らわない生き方を考える
ポジティブ心理的CBTの視点による精神療法的アプローチ
日常診療での認知行動療法
抑うつ障害群への診療:初診・再診・終結について〔ほか〕
著者等紹介
中村敬[ナカムラケイ]
1982年、東京慈恵会医科大学卒業。直ちに精神医学講座に入局し、主として森田療法に携わる。東京慈恵会医科大学附属第三病院長、同大学森田療法センター長、精神医学講座教授。日本森田療法学会理事長として、森田療法の国際化、外来治療における技法の開発、うつ病に対する森田療法の応用などに努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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