関係フレーム理論(RFT)をまなぶ―言語行動理論・ACT入門

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  • サイズ A5判/ページ数 369p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784791108626
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

ACTの基礎理論としてのRFTを分かりやすく解説する!!本書は、関係フレーム理論の概略と臨床適用のポイント、前提となる機能的文脈主義やオペラント学習の理論、スキナーによる言語行動やルール支配行動について分かりやすく解説する。

目次

第1部 関係フレーム理論の背景(徹底的行動主義と基本的な行動分析の諸原理;「考える」と人間の言語;「考える」ということ持っている力は、臨床に関連した問題なのか)
第2部 関係学習(派生的関係反応:人間の言語の基本要素;アナロジー、メタファー、そして自己の体験;関係フレームづけとルール支配行動;人間の言語が持つダークサイド)
第3部 臨床上の意味(学習理論と心理療法;臨床行動分析の実践にあたっての全般的な指針;結果に注目しながら文脈を変える;先行事象に注目しながら文脈を変える)

著者等紹介

トールネケ,ニコラス[トールネケ,ニコラス] [T¨orneke,Niklas]
精神科医、認定心理療法家。スウェーデンのカルマー(スウェーデン南西にある都市)で個人開業をしている

山本淳一[ヤマモトジュンイチ]
臨床心理士。臨床発達心理士。1980年、慶應義塾大学文学部卒業。慶應義塾大学大学院博士課程心理学専攻を修了後、明星大学人文学部、筑波大学心身障害学系助教授を経て、2001年より慶應義塾大学文学部教授。専門は、臨床発達心理学、応用行動分析学。カリフォルニア大学サンディエゴ校客員教授(2007~2008年)

武藤崇[ムトウタカシ]
臨床心理士。1992年、筑波大学第二学群人間学類卒業。1998年に筑波大学大学院心身障害学研究科修了(博士(心身障害学);筑波大学)。筑波大学心身障害学系技官・助手(1998~2001年)、立命館大学文学部助教授・准教授(2001~2010年)を経て、2010年より同志社大学心理学部教授。ACBS(The Association for Contextual Behavioral Science)の日本支部である「ACT Japan」の代表(2010年~現在)

熊野宏昭[クマノヒロアキ]
医師・臨床心理士。1985年、東京大学医学部卒業。東京大学心療内科医員、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授・准教授などを経て、2009年から、早稲田大学人間科学学術院教授。心身症、摂食障害、パニック障害などを対象に、薬物療法や面接治療に加え、認知行動療法、アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)、マインドフルネスなどの行動医学的技法を積極的に用いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モック

2
スキナーの徹底的行動主義と言語行動から現在の行動分析学の最前線である関係フレーム理論を学ぶことができる。はじめに書かれているようにRFTを学ぶための入門書として書かれているため非常に優しい。しかし文量が文量なため優しいと言えども読み終えるのは一苦労する。ACT入門とあるが、著者は「臨床行動分析のひとつの完成形であるACTよりも臨床行動分析の全体を把握してもらう」という旨を述べ臨床の章を書いているため「ACTの理論的基盤を学べる入門書」と考えた方が妥当だろう。2014/04/14

なくさ

1
行動分析学の本って読みやすい印象があるけど、この本ははっきり言って難しい。一読で全て理解し使いこなすのは困難に感じた。繰り返し読みたい。 関係フレームづけとは一言で言えば「"あれ"と"これ"を結びつけてしまう人間の能力」のこと。しかしこれがあまりにも自由に適用されるので、レスポンデントやオペラントを学んだ時のような納得感というかスッキリ感は薄い。事象を後付けで説明しているような落ち着かなさがある。この本に書かれた知識は実用と結びついてようやく"腑に落ちる"のだと思う。2021/06/15

つなぐ

1
心の理論を持ちださずに、徹底的に人間の不安や苦しみを行動として理解出来る面白い本です。でもRFTの基礎となる言語行動の分析から臨床場面の対象者の理解への発展には論理的に飛躍が大きすぎると思います。そのようなことが影響してるのか、言語のもつダークサイドや臨床場面の分析部分は、翻訳された言葉の定義が曖昧で注釈も少ないため日本語として理解が難しい表現が多いです。あとRFTが認知機能がしっかりしてる成人の分析なら成り立つのは理解できますが、認知機能が低下する精神疾患との関連性が全然説明されてません。2016/06/05

しげる

1
とても理解するのが難しかった。RFTを知るうえでは重要な1冊だと思うが、自分に言語行動理論に関する知識が足りてなかったためか読むのにとても苦労した。ACTを正しく実践する上で必ずしもRFTを理解しておくことは必要ないかもしれないが(この本じゃなかったかもですが、別のACTの本にそう書いてあったはず…)、基礎理論を知ることでより豊かな実践が可能になるように、RFTを知ることでよりACTを柔軟に使えるんじゃないかという点はなるほどと思った。このまま理解できていない状態も嫌なので、もう1回じっくり読みたい。2014/07/18

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