内容説明
心のやすらぎは意外なところにあります。心の平和を手に入れるためにアティテューディナル・ヒーリングでもいかがですか。怖れを作り出すのは、過去や未来から聴こえてくる雑音です。まずは「聴く」ことに集中してみましょう。私たちは相手の話だけを聴いているわけではありません。必ず同時に自分の考えを聴いています。過去のデータベースも未来も手放して、今この瞬間の音を聴く。
目次
1 入門ワークショップを始めるにあたって
2 アティテューディナル・ヒーリング・グループのガイドライン(指針)―グループが目指していく方向
3 アティテューディナル・ヒーリングの中心となる考え方
4 アティテューディナル・ヒーリングのサポートモデル(スター)―こころの平和チェックリスト
5 アティテューディナル・ヒーリングの原則―こころの平和を選ぶための十二の柱
6 アティテューディナル・ヒーリングのグループ―「聴く」姿勢を身につけるためのトレーニング
7 アティテューディナル・ヒーリングを深めていくためのトレーニング―入門ワークショップ後のステップアップ
8 入門ワークショップの終わりに
(参考)アティテューディナル・ヒーリングの原則の一つの定義(パトリシア・ロビンソン)
著者等紹介
水島広子[ミズシマヒロコ]
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、現在、対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン代表。2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などを実現。1997年に共訳「うつ病の対人関係療法」(岩崎学術出版社)を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに普及啓発に努めている。2005年12月~2006年7月には、米国に住みアティテューディナル・ヒーリング・センターでボランティア兼研修。2006年10月にアティテューディナル・ヒーリング・ジャパンを立ち上げ、ワークショップやサポートグループを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。