内容説明
パニック発作は、なぜおこるのでしょうか、その原因は何ですか?パニック障害に効果的な治療法には、いろいろあるのでしょうか?パニック発作を引き起こさない対処法には、どのようなものがあるでしょうか?作家としても名高い精神科医が、パニック障害に関する100のユニークな質問に答える。
目次
1 基本編(パニック発作とは何ですか?;パニック発作が起こると、なぜ逃げだしたくなるのですか? ほか)
2 リスクと原因(コーヒーを飲んだあと、なぜパニック発作が起きるのですか?;充分な睡眠をとらないと(六時間以下)、なぜパニック発作が起きるのですか? ほか)
3 診断(パニック発作はほかの病気と関係がありますか?;パニック発作はうつ病と関係がありますか? ほか)
4 予防と治療(パニック発作を治療するのはどんな医師ですか?;パニック発作の治療にValiumあるいはXanaxを服用するのは良くないと聞きましたが、これらはどのような薬ですか? ほか)
5 実践編(パニック発作の薬剤(Zoloft)を服用し始めたら飲酒をしないように言われました。しかし、毎晩小さなグラス一杯のウイスキーを飲むと(午前中にZoloftを服用)、気分が良くなり、週一回のパニック発作もなくなりました。これはどういうことですか?
この問題を配偶者に理解してもらうには、どうしたらよいですか? ほか)
著者等紹介
バーマン,キャロル・W.[バーマン,キャロルW.][Berman,Carol W.]
ロサンゼルスで生まれ育つ。カリフォルニア大学バークレイ校で学部学生として学んだのちにニューヨークに移り、ニューヨーク大学(NYU)医学部に入学。精神科のレジデントとして、St.Luke’s‐Roosevelt病院に勤務したのち、ニューヨーク大学に研究員として戻り、精神科で臨床指導を続けている。毎月、CNSニュースで「実践精神医学(Practical Psychiatry)」というコラムを担当している。また、いくつかの短編を文芸誌に発表するかたわら、『ベルヴュー文芸誌(The Bellevue Literary Review)』の編集委員も務めている
郭哲次[カクテツジ]
1950年和歌山県生まれ。1979年和歌山県立医科大学医学部卒業。1981年同神経精神医学教室入局。1985年和歌山県立医科大学精神医学教室助手。1994年同講師。2004年同助教授。2007年関西医療大学保健医療学部教授。専攻は神経精神医学、臨床脳波学。老年期のうつ病などを中心に診療
東柚羽貴[ヒガシユウキ]
1937年兵庫県生まれ。1965~72年大阪府立保健所で保健師活動に従事。1972~85年和歌山県立高等看護学院で看護師・保健師教育に当たる。その後、在家僧侶を志し、「仏教」を学ぶ。誉れ高い心山寺貫主、宮前心山より在家僧侶、首座職の資格を取得。さらに、金峰山塔頭成就院住職、柳沢真吾に師事して学ぶ。現在、不安や悩みを抱える人々を安心へと導くことに関係するさまざまな事柄を実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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