出版社内容情報
《内容》 ストレスを軽減するための効果的な心身医学的アプローチについて解説。出版と同時にアメリカでベストセラーとなり、今までに何百万人もの人たちがこの方法を実践している。ストレスの有害作用を治療するハーバード大学医学部附属病院で発見された1日2回10分~20分の練習方法。現代生活の緊張を解くのにきわめて役立つ方法を解説した本書は医療従事者などの専門家だけでなく、あらゆる人たちに有効である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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リラックスの手段として瞑想が手軽に誰にでも実践出来ることとして紹介されており、交感神経の作用を抑える事で高血圧症に関連した疾患に予防できるということをエビデンスとともに書かれている。筆者は現代医療を手術、服薬に加えてセルフケアの3本脚で構成されるとしており、リラクゼーション法をセルフケアの中心に位置付けている。マインドフルネスが流行する現在では今更感もある内容ではあるが、現在医療で精神科領域以外でリラックス法を取り入れた患者教育が行われているかというと全然聞かないので、心2016/08/01
伊藤駿汰
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最高のリラックスを味わうために必要な◯◯とは?2017/04/28
○○○ ○○
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現代社会において人は絶えずストレスに晒され、闘争・逃走反応によって交感神経が常に刺激されている。「環境は今後も優しく安定したものにはなりそうにありません。したがって私たちは…何らかの対抗手段が自分自身の体にないか捜さなくてはいけないのです」。資本主義社会の外部に脱出できない以上、我々は努力してリラックスする術を学ばなければならないのであり、それが瞑想なのだ。意識の変容は変容である以上自然には達成できない。特別な秘術なしで、ただし各人に沿ったやり方で交感神経を鎮めるための基本マニュアルとして優秀な一冊。2022/04/10