内容説明
今なおダイナミックに更新され続ける哲学。プラグマティズム的発想を多角的に理解できる入門書。主唱者パース、ジェイムズ、デューイの思索の要点と、クワイン、ローティらによる新たな展開を通覧し、教育学、民主主義論など現代の哲学的諸問題との接続を解説する。
目次
序 現代哲学におけるプラグマティズムの位置づけ
第1部 古典的プラグマティズム(パース;ジェイムズ;デューイ)
第2部 プラグマティズムの展開(クワイン;セラーズ;ローティ;デイヴィドソン)
第3部 プラグマティズムと現代哲学(記号学―統一科学運動を乗り越えて;意味論―「未来の帰結」としての意味の探究;科学哲学;存在論―自然主義を中心に;二〇世紀教育理論―理想的実践主義から見た教育理論;現代教育;倫理学―ネオ・プラグマティズムの動向;民主主義論―「当惑」の中に見出したJ・アダムズの実践)
著者等紹介
加賀裕郎[カガヒロオ]
1955年生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(哲学)。現在、同志社女子大学現代社会学部社会システム学科教授
高頭直樹[タカトウナオキ]
1949年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。Ph.D.(哲学)。現在、兵庫県立大学名誉教授
新茂之[アタラシシゲユキ]
1967年生まれ。同志社大学文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(哲学)。現在、同志社大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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