Sekaishiso seminar
社会的宗教と他界的宗教のあいだ―見え隠れする死者

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790715368
  • NDC分類 161
  • Cコード C3314

内容説明

宗教学は死後について語りうるか?「公共宗教」と「近代スピリチュアリズム」をキーワードに、“宗教と社会”‐“宗教と他界”という二つの主題群を一つの全体図に組み込む試み。

目次

宗教研究の射程をゆるやかに確保する―一つの糸口としてのケン・ウィルバー
第1部 宗教と他界(「スピリチュアル」に関する若干の考察―「ヒーリング」に焦点を絞って;死者の位置付け―比較宗教学と近代スピリチュアリズムのあいだ;死者の幻影―民間信仰と心霊研究のあいだ;マイヤーズ問題―近代スピリチュアリズムと心霊研究のあいだ)
第2部 宗教と社会(公共宗教の観点から見た死者祭祀―靖国問題と葬祭問題に焦点を絞って;宗教教育の二方向―水平的多元主義と垂直的多元主義のあいだ;政教関係の一到着地点としての宗教弾圧―大本事件に焦点を絞って;現代日本から見る終末論―人的シナリオと神的シナリオのあいだ)
社会的宗教と他界的宗教をつなぐ―一つの糸口としての死後生

著者等紹介

津城寛文[ツシロヒロフミ]
筑波大学大学院哲学・思想専攻教授。1956年、鹿児島県生。東京大学農学部林学科卒業。東京大学大学院宗教学・宗教史学専門課程単位取得退学。博士(宗教学、国学院大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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