媒介言語論を学ぶ人のために

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790714255
  • NDC分類 801.03
  • Cコード C1387

内容説明

異言語間コミュニケーションの多様な世界。異なる言語をもつ人々が出会うとき、どのような相互伝達がなされるか。異言語話者間の言語的な媒介に光をあて、世界各地のさまざまな形態を理論的・実証的に研究、媒介言語論の新たな地平を切り開く。

目次

異なる言語を用いる人が出会うとき―媒介言語論の射程と課題
1 言語的媒介の諸形態(覇権言語の興亡―科学伝搬を例に;複数言語使用による媒介;媒介のために創生される言語―ピジンとレオール;;媒介言語を「創出」する試み―計画言語の社会学;視覚言語の交差点―国際手話の形成と展開)
2 代表的な媒介言語とその特徴(媒介言語としての英語―3つの捉え方を通して;媒介言語としての英語の実際使用場面;媒介言語としての中国語の歴史とその現状;アラビヤ語の媒介性―クルアーンにおける言語観を中心に;「超民族語」ウォロフ語;日本語は何を媒介してきたのか)
3 計画言語論・エスペラント論(言語学のなかの計画言語論;計画言語の類型論;エスペラントのユダヤ的背景;エスペラント文学の可能性)

著者等紹介

木村護郎クリストフ[キムラゴロウクリストフ]
1974年生。現在、上智大学准教授

渡辺克義[ワタナベカツヨシ]
1960年生。現在、山口県立大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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