内容説明
東部沿海の経済発展が目覚ましく、いまや世界最大規模の輸出・製造力を誇る中国。一方で、格差の広がり、外資依存、環境問題、三農問題などの課題も山積している。躍動する大国の光と影を検証し、未来への展望を試みる。
目次
第1部 とける国境(グローバルとローカルの収斂と経済空間;グローバル経済下の企業戦略;観光大国への道のり;朝鮮族教育と民族自治;国境地域の発展戦略;対外経済援助の拡大と課題;化学製品貿易と比較優位;中米貿易摩擦の基本的性格;海上コンテナ貿易における変化と課題)
第2部 ゆらぐ国内(転換期を迎えたアパレル産業;農業の構造調整と近代化への取り組み;循環経済の構築を目指して;天津濱海新区開発と国内地域発展;住宅事情の変化;JICA参加型総合的貧困対策プロジェクトの役割と課題;日本的労務管理の適応と課題)
著者等紹介
佐々木信彰[ササキノブアキ]
1949年、兵庫県生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。この間、上海財経大学、ケンブリッジ大学、サンクトペテルブルグ大学、台湾中央研究院、メルボルン大学で在外研究。現在、大阪市立大学大学院経済学研究科教授。日本現代中国学会理事長
辻美代[ツジミヨ]
流通科学大学商学部教授
金澤孝彰[カナザワタカアキ]
和歌山大学経済学部准教授
許海珠[キョカイジュ]
国士舘大学政経学部教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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