内容説明
バブル経済、失われた10年、就職氷河期、格差社会―不安定要素が劇的に大きくなったこの20年間に、学生たちの意識や価値観はどのように変化したのか。緻密なデータをもとに、気鋭の社会学者が、繊細かつ大胆に論じる。
目次
第1章 これまでの調査から語ってきたこと
第2章 調査対象者に関する基本データ
第3章 ジェンダーレス社会ではなく男女同等社会に向かって
第4章 仲良し親子の行方
第5章 友情がすべて
第6章 若者が行動する時―学生たちの社会活動
第7章 観客的社会関心―おもしろくなければ興味は湧かない
第8章 現状維持が一番―反抗しない学生たちの政治意識
第9章 手堅く生きる―学生たちの生き方選択
著者等紹介
片桐新自[カタギリシンジ]
1955年東京都生まれ。1978年東京大学文学部社会学科卒業。1983年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1983年桃山学院大学社会学部助教授。1992年関西大学社会学部助教授。1993年関西大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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