Sekaishiso seminar
子どもたちは変わったか

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  • サイズ B6判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790713142
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C1336

内容説明

どうして日本は「赤ん坊の生まれない国」に成り果ててしまったのか?小谷教授が過激な筆致で、世間にのさばる根拠なき偏見を一刀両断。「専業子ども」をめぐる世代間関係を描き出す、社会学的物語。

目次

1 神なき国の子どもの誕生―Ph.アリエスと日本の近現代
2 「専業子ども」と「教育ママ」―高度経済成長期における幼児期と社会
3 はじまりは、やはり鉄腕アトム―マンガ文化の社会学
4 永遠の子どもの方へ―「ナルシシズムの時代」とオタク文化の繚乱
5 漂流する家族・「破産される」学校―ポスト高度経済成長期の子ども世界
6 「禁じられた遊び」―いじめ花咲く天皇の逝く国で
7 仮面ライダーたちの変貌―ネオテニーの新世紀へ
8 妄想の共同体―「ユースフォビア」の起源と流行
9 オトナ帝国への逆襲―赤ん坊の生まれない国
10 人はパンのみにて生くるにあらず―教育改革と学力論議の徹底批判

著者等紹介

小谷敏[コタニサトシ]
1956年鳥取市に生まれる。1985年中央大学大学院博士後期課程満期退学。現在、大妻女子大学人間関係学部教授。専攻は現代文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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