内容説明
貧しい人々が自ら収入の機会をつくりだし、自立していくためにはどうすればよいのか―そんな切実な問いへの一つの解答として生まれた無担保少額融資は、いま大きく変わりつつある。その多様で動態的な実態を、現地でのフィールドワークに基づいて明らかにした力作。
目次
第1章 マイクロクレジットの普及と実態
第2章 マイクロクレジット・プログラムの設計内容と実践プロセス
第3章 マイクロクレジットの借り手たち
第4章 マイクロクレジット融資現場とスタッフたち
第5章 開発プログムをめぐる国家とNGO・市民社会の関わり
第6章 マイクロクレジット・プログラムの可能性と限界、そして金融の民主化にむけて
著者等紹介
鷹木恵子[タカキケイコ]
1954年北海道生まれ。立教大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(文学)。専攻は、文化人類学。筑波大学歴史人類学系文部技官を経て、桜美林大学人文学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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