内容説明
コミュニケーション・テクノロジーの飛躍的進歩により、地球全体が巨大なネットワークでひとつに結ばれた。では、マクルーハンの予見したメディア構想が現実化した世界ではどんな光景が広がっていくことになるのか―。ひとりひとりがグローバル・リテラシーを高め、グローバル化を妥当な方向へ導く案内として。
目次
グローバル・コミュニケーションの今日的意味
1 グローバル・コミュニケーションの理論的展開(国際コミュニケーションの政治経済学―一九八〇年代後半以降の多メディア・多チャンネル化を事例に;グローバル・ジャーナリズム―その役割と課題 ほか)
2 グローバル・コミュニケーションの諸相(メディア文化のグローバル化と越境対話―東アジアの事例を中心に;グローバル文化と国家の役割―ユネスコ文化多様性条約を中心に ほか)
3 リージョナリズムと国際コミュニケーション戦略(日本におけるソフトパワー戦略としての国際情報発信;BBCの国際戦略―公共益の可能性を求めて ほか)
4 新しい情報社会への模索(グローバル時代のメディアステーション論;グローバル・コミュニケーションと情報社会の変容 ほか)
著者等紹介
小野善邦[オノヨシクニ]
社団法人総合研究フォーラム常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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