内容説明
90年代、デジタル技術の普及を背景に、インフラの違いを超えて流通する情報の内容を示す概念として米国で使われ始めた「コンテンツ」。その総合的研究が求められる今、制作、ビジネス、法・政策、文化・社会の各分野からコンテンツに接近する。
目次
1 コンテンツとは何か
2 コンテンツの制作(コンテンツ制作プロセスと表現要素;コンテンツの制作方法と技術;映像デジタル時代のコンテンツ流通;コンテンツ創造の環境・人材教育)
3 コンテンツビジネス(コンテンツビジネスの基本モデル―その基本的な収益構造;日本のコンテンツ市場;コンテンツビジネス経営―ファイナンスと知的財産権;世界のコンテンツ産業の企業行動―メディアコングロマリットの動向を中心として)
4 コンテンツの法と政策(コンテンツと知的財産権法;知的財産権以外のメディア法;日本のコンテンツ政策;海外のコンテンツ政策)
5 コンテンツの文化と社会(コンテンツと文化;コンテンツによる地域振興)
著者等紹介
長谷川文雄[ハセガワフミオ]
放送大学客員教授。東日本旅客鉄道株式会社フロンティアサービス研究所所長
福冨忠和[フクトミタダカズ]
専修大学ネットワーク情報学部教授。デジタルハリウッド大学客員教授。国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員教授。『デジタルコンテンツ白書』編集委員会委員長、デジタルコンテンツグランプリ、グッドデサイン賞他の審査員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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