内容説明
平安時代、薬子の変を最後に天皇の裁可による死刑は行われなかった。だが、平将門のさらし首などの記録から、タテマエとしての死刑忌避と実態としての死刑があった真実を究明。今日の死刑制度議論に一石を投じる書。
目次
平安時代に死刑はなかったのか―プロローグ(嵯峨期の死刑停止;平安時代のイメージ ほか)
律令制下の死刑(律令制の刑罰;律令制下の死刑;令制下の裁判)
嵯峨朝の死刑停止(弘仁の死刑「廃止」;死刑停止の歴史と恩赦;嵯峨天皇の評価)
刑罰の寛刑化と死刑の実態(平安朝社会の変化;平安中期の死刑の実態)
梟首と保元の死刑「復活」(死刑としての梟首;梟首の実際とタブー;保元の乱と死刑)
中世国家の成立と死刑の行方―エピローグ(検非違使の穢;武士の穢 ほか)
著者等紹介
戸川点[トガワトモル]
1958年、東京に生まれる。1985年、上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程中退。現在、都立高校教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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