内容説明
グローバル化と少子高齢化が急速に進む今日、民族や国籍を異にする者どうしが協働で地域福祉を支え、都市コミュニティを再生することはできるのか―大阪市生野区における在日韓国・朝鮮人と日本人の民族関係をもとに、来るべき「多民族・多文化社会」のあり方を探究する。
目次
第1章 都市エスニシティと地域福祉
第2章 地域福祉の今日的課題
第3章 都市の民族関係―分析枠組み
第4章 民族関係の結合メカニズム
第5章 エスニック・コミュニティにおける地域福祉の展開過程―大阪市生野区の事例
第6章 地域参加と生活構造
第7章 民族関係意識の変容
第8章 高齢者福祉と民族関係
第9章 地域政策と民族関係
第10章 都市コミュニティの再生に向けて
著者等紹介
二階堂裕子[ニカイドウユウコ]
1968年広島生まれ。1994年広島大学大学院社会科学研究科国際社会論専攻博士課程前期修了。2004年大阪市立大学大学院文学研究科社会学専攻後期博士課程修了。博士(文学)。大阪市立大学大学院文学研究科COE特別研究員を経て、現在、財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構少子・家庭政策研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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