内容説明
日本海から見た古代日本文明。文明があって出会いがあるのではなく、出会いがあって文明は生成してくる。“交流”をキーワードに、古代日本文明の形成過程を、日本海とユーラシア大陸の“文明交流圏”のネットワークの中で捉えようとする意欲的試み。
目次
1 日本海と海人の活躍
2 巨木柱列と〓(けつ)状耳飾り
3 鉄器の普及と玉作り文化
4 日本海の王国と海上交通
4 沿岸交流と対岸交流
6 小金銅仏の渡来と高句麗使
7 渤海使のもたらしたもの
結び 文明論の視点から
著者等紹介
小林道憲[コバヤシミチノリ]
1944年福井県に生まれる。1972年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。福井大学教授・麗澤大学客員教授。専攻は哲学・文明論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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