内容説明
外在主義への反論!アメリカ分析哲学界の泰斗チザムによるTheory of Knowledgeの第3版。伝統的な知識理論を基礎付け主義と内在主義の見地から擁護し、外在主義への反論を試みる。訳者による解説・文献紹介付き。
目次
第1章 懐疑論者の挑戦
第2章 認識的正当化
第3章 確実性と自己を出現させるもの
第4章 ア・プリオリなもの
第5章 感覚の明証
第6章 正当化の移動
第7章 経験的知識の構造
第8章 内在主義と外在主義
第9章 基礎付け主義と整合説
第10章 知識とは何か
著者等紹介
チザム,ロデリック・ミルトン[チザム,ロデリックミルトン][Chisholm,Roderick Milton]
1916年アメリカ合衆国マサチューセッツ州生まれ。1938年BA(ブラウン大学)、1942年Ph.D(ハーヴァード大学)。1947年からブラウン大学で教鞭をとる。20世紀アメリカの指導的哲学者の一人。1999年没
上枝美典[ウエエダヨシノリ]
1961年愛媛県生まれ。1990年京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得。1995‐1996年フルブライト奨学生としてニューヨーク市フォーダム大学大学院に留学。現在、福岡大学人文学部助教授
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