内容説明
フェミニズム批評は女性だけの方法ではない。これからを生きてゆくうえで最も大切な性差への想像力と理解力、洞察力を培うための、最も有効・適切なテキストとして女性文学をよむ。
目次
1 女性文学を学ぶこと
2 研究へのアプローチ
3 二〇世紀の女性雑誌
4 作家別研究の現在
5 テクストを読む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かめすけ
1
地元の図書館で見つけて手に取る。フェミニズムの視点から文学研究のアプローチの仕方をテーマ別・作家別とに要点を押さえてまとまっている良著。大学一年生に勧めたい。2000年初版発行ということもあり、「身体とテクノロジー」の章は内容が薄いと感じた。個人的に学びのあったのは、いわゆる「エコフェミ」の中でも大きく二つの流派があったということ。スピリチュアリズムを含む「カルチュラル・エコフェミニズム」と、社会主義的社会₍「人間による自然支配は、人間による人間の支配から生じる」という理念に基づく₎の実現を目標とする→2022/09/10
玉子
0
つまんね。でもみだれ髪がすげー読みたくなったわ。今まで全然興味なかったけどずっきゅんきたわ多謝!我は罪の子…ヒャッハー!(つまんね、ってそういう本だしねー、ガイド的な)2012/08/04
元気!
0
ディシプリン、メディア、作家、作品と近現代女性文学を語る上で必要な論点がかなり網羅的かつ辞書的にまとめられていてよかった。2022/02/15
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- 和書
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