芸術学を学ぶ人のために

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  • サイズ B6判/ページ数 326,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790707462
  • NDC分類 701
  • Cコード C3370

出版社内容情報

ヨーロッパ近代の見直しという観点から、造形芸術論と今日的な問題を中心に、70年代以降の芸術学の新しい展開を紹介。

内容説明

「ヨーロッパ近代の見直し」という視点から、造形芸術論と今日的な問題テーマを中心に1970年代以降の芸術学の新たな展開を紹介。

目次

1 美術史理論の諸相(美術史学の展開;美術史と鑑定―絵画作品の作者推定の問題を中心に;絵画研究への科学的アプローチ ほか)
2 芸術ジャンルの諸相(「楽譜に書かれる音楽」のイデオロギー―「音楽作品」概念の再検討に向けて;方法の地層、対象の記憶―演劇論のブレイン・ストーミング;文学は人生と相渉るだろうか―古典詩学から現代の文学理論へ ほか)
3 芸術をめぐる今日の諸問題(諸文化圏の芸術とその相互交流;批評・自己言及・異システムの交差―芸術における環境と生態論理;インターメディアからインターテクストへ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

伊野

3
本筋からは脱線するけれど、レイモンド・チャンドラーを引用して安藤忠雄のハードボイルドさについて論じたり、イヴ=アラン・ボワの彫刻をイギリスのピクチャレスク式庭園を例示して「身体感覚を伴う視覚体験」について述べたり、所々面白い部分があった。隔たった領域のあいだに「共通接線」を引く試み。2015/09/08

dubstepwasted

1
ヨーロッパ近代の神話から抜けて。 ・制度としての美術史 ・鑑定 ・絵具など、絵画への科学的アプローチ ・解釈学 ・記号論 ・演劇論の方法 ・文学理論 ・比較文化 ・『オクトーバー』 の章が面白かった。入門書。2014/05/20

tnk

0
美術史の方法論や学史が概説される部分が興味深かった。 ただ、考古学の立場からすると方法論が曖昧すぎるように感じる。これは「美術史と鑑定」で論じられるが、様々な鑑定態度が論じられた後の結論でも鑑定の主観性、非言語性が認められている。2018/10/23

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