Sekaishiso seminar<br> ラテンアメリカが語る近代―地域知の創造

Sekaishiso seminar
ラテンアメリカが語る近代―地域知の創造

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790707295
  • NDC分類 255
  • Cコード C3322

内容説明

ラテンアメリカ先住民の視座より近代とは何かを問う。20世紀は資本主義、産業主義、国民国家を理想として近代化が推し進められた。ラテンアメリカ社会の変容を検証し、異文化理解を通して21世紀の社会システムを探る。

目次

序章 近代に抱かれるラテンアメリカ
第1章 ペルーの植民地社会と先住民―前近代社会の破壊と対応
第2章 メキシコ植民地社会におけるスペイン支配―16・17世紀におけるミチョアカン地方について
第3章 植民地期パラグァイと近代ヨーロッパ―イエズス会教化コミュニティー参加に見る先住民の生き残り手段
第4章 中米ベリーズにおけるクレオール社会の形成
第5章 ペルー独立後の経済開発の模索
第6章 メキシコの経済開発モデルの奇跡から幻影へ―国家主導型の輸入代替工業化の実験と挫折
第7章 ラテンアメリカにおける農地問題―メキシコとボリビアにおける農地改革
第8章 ペルーにおけるインディヘニスモの展開
第9章 ペルーのインディヘニスモ文学―『深い川』
第10章 メキシコのインディオ小説―ロペス・イ・フエンテス
第11章 ストリートチルドレンに見る「取り込み」と「排除」の論理―ブラジル1927年未成年法制定の思想的背景とその展開

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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レポートの素材収集を目的にパラパラと精読。掘り当てるのは南米の貧困問題のトピックだったが、本書の内容は国際経済の視点での論に傾注しているため、貧窮の実態に関してはブラジルのストリードチルドレンを扱った最後の章のみであった。とはいえ、利用できる要所はあるので巧く換骨奪胎していきたい。2019/12/26

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