出版社内容情報
今日の芸術の況位はどのようなものであるか、またなぜそのようになったのかを、主として芸術哲学の立場から考察する。
内容説明
現在の芸術の況位を展望し、学としての美学の可能性を追究する。「百家争鳴」の観がある今日の芸術状況を俯瞰し、なぜそのようになったのかを主として芸術哲学の立場から考察する。
目次
1 哲学的美学の基礎と芸術(美の学;感覚と錯覚;美しくない芸術作品;芸術と神性―現代芸術に関する一考察)
2 美学史的考察(非日常性と芸術;美と天才―美学的概念を巡る若干の反省;美と数学的なるもの;美と完全性)
3 哲学的現象としてのポストモダン