感想・レビュー
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丹波橋
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先日亡くなった猪木正道が言う空想的平和主義とは この本の著者が説くようなことをいうのだろう。 編者は国際関係を勉学する際は、 現状を述べるだけでなく、あるべき状況も究明すべきだというのだが 、この本で述べられている、あるべき状況は、 私には現実離れしているように思える。 編者は、社会主義は素晴らしいのだが人間の水準が十分に発展していない 、だから人間の思想、人々の関係を発展させるべきだという。 社会主義国が、政治・思想教育を重視し、言論の自由を制限する理由がよくわかる言葉だ。 この本は、そこそこ売れており2012/11/17