感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tae Kufukihara
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様々な側面から見た生々しい、「死」が漂う詩集。でも、恐怖心は感じなかった。著者が子供の頃は、土葬の習慣が残っていたのではないでしょうか。村人が自分達の手で葬儀をした場面が、子供の視点でとても印象的に描かれていて、「生活に身近なみんなで送る死」が新鮮でした。詩の言葉が色々な風景を想起させてくれました。子供の頃に行ったおばあちゃんの家、田舎の風景、風にそよぐ木々、夏の暑さ、虫の声、冷たい冬の空気・・・。まさに、この題名の通りの詩集でした。私は好き。2013/09/24
