出版社内容情報
日露戦争で大日本帝国陸軍は勝ちはしたものの、常に砲弾不足に悩まされていた。ウクライナ・ロシア戦争でも、ウクライナが同様に砲弾不足に悩まされ、苦戦が続いている。陸での戦争や紛争では、砲弾不足は敗北に直結する危機的状況となる。そこで本書では砲弾の重要性から基礎知識、そしてそれを運用する砲兵の役割などに関して、ウクライナ・ロシア戦争やイスラエル関連の現況を交えて解説していく。
内容説明
中東やウクライナ紛争の行方を左右する、砲兵火力の重要性を陸自の元自衛官が詳細に解説!!
目次
第1章 火砲とはなにか?砲兵とはなにか?
第2章 火砲と砲兵の歴史
第3章 火砲の構造および機能
第4章 火砲弾薬の構造および機能
第5章 砲兵部隊の編成および開戦後の行動
第6章 砲兵部隊の射撃と各種戦術行動
第7章 砲兵部隊の兵站と教育訓練
著者等紹介
あかぎひろゆき[アカギヒロユキ]
昭和60年、陸上自衛隊第5普通科連隊に入隊。新隊員前期教育課程を受ける。東北方面航空隊にて新隊員後期教育課程、その後、東北方面飛行隊に配属。以後、武器補給処航空部、補給統制本部航空部、関東補給処航空部に勤務、平成15年に腰痛のため、2等陸曹で依願退職。第31普通科連隊、東部方面後方支援隊第302弾薬中隊の即応予備自衛官としても勤務しつつ、執筆活動を行う。現在は、即応予備自衛官を定年となり、ただの予備自衛官
かのよしのり[カノヨシノリ]
1950年生まれ。自衛隊霞ヶ浦航空学校出身。北部方面隊勤務後、武器補給処技術課研究班勤務。2004年定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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