目次
『孑孑』(抄)(小運;孑孑記 ほか)
『忘八』(抄)(日没開門;存問 ほか)
『涙壷』(抄)(平成新演歌集;弔鐘 ほか)
『老猿』(抄)(老昏;誄詞 ほか)
『春灯』(抄)(老驥伏櫪;敬礼 ほか)
歌論・エッセイ(「自他合一」の風景;酒と三等歌人 ほか)
著者等紹介
石田比呂志[イシダヒロシ]
1930年10月27日、福岡県京都郡小波瀬村二崎(現苅田町)に父嘉平次、母清香の長男として生まれる。1944年、福岡県立豊津中学校(旧制)を素行不良によって退学処分となる。1945年、国家総動員法によって筑豊の炭砿に徴用されて採炭に従事させられる。乙種飛行練習生(海軍)に合格するも八月敗戦。1954年、山口県宇部市の土方飯場からの投稿歌が「毎日歌壇」(窪田空穂選)に、自作が初めて活字となる。1955年、第一回「角川短歌賞」入選。1965年、第一歌集『無用の歌』(白玉書房)出版。「未来年間賞」受賞。1978年、第四歌集『琅〓(かん)』(短歌新聞社)出版。同歌集によって第二十四回「熊日文学賞」を受賞。1985年、「手花火」三十首により第二十二回「短歌研究賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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