翻訳絵本シリーズ<br> ONE DAY―ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話

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翻訳絵本シリーズ
ONE DAY―ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話

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  • サイズ B4判/ページ数 33p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784790254492
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

1942年12月、ナチス・ドイツに抵抗するレジスタンス活動をしていた父親と息子は、捕らえられてナチスの収容所に入れられた。仲間とトンネルを掘って脱出をはかるが、あと少しのところで見つかってしまい、家畜用貨車で移送されることに。

作者のマイケル・ローゼンの父親の叔父夫婦は、この絵本の主人公親子と同じ第62輸送列車に乗せられ、帰らぬ人となりました。そのことを知った作者は、この作品を執筆。ホロコーストの終結から80年目にあたる2025年1月27日に合わせて、イギリスで刊行されました。カバーの絵は、ホロコーストの犠牲になった人びとやその時代に生きた人たちの写真を参考に描かれています。


【目次】

内容説明

あの日、ぼくたちの人生はかわってしまった。昨日のことは、かんがえない。明日なんて、ないかもしれない。目の前にあることをなんとかするので、せいいっぱいだった。ユージン・ハンチューは、ナチス・ドイツに占領されたパリにすむユダヤ人。数えきれないほどのユダヤ人が命をおとすなか、ユージンと父親のオスカーは闘いつづける。ベンジャミン・フィリップスの力強いイラストによる、実際にあったできごとをもとにした強く心に訴えるこの絵本は、最悪の時代であっても、人びとの心には最良の部分があることを思い出させてくれる。

著者等紹介

ローゼン,マイケル[ローゼン,マイケル] [Rosen,Michael]
子どもたちにもっとも愛されている作家のひとり。ラジオ放送の人気キャスターであり、数々の賞を受賞した詩人でもある。ロンドン大学ゴールドスミス校児童文学教授。イギリスのロンドン在住

フィリップス,ベンジャミン[フィリップス,ベンジャミン] [Phillips,Benjamin]
イラストレーター。絵を手がけた作品Alte Zachenで2023年カーネギー賞画家賞の最終候補に残った。2024年、V&Aイラストレーション・アワードの子ども向けイラストレーション部門で優勝。イギリスのヘイスティングス在住

横山和江[ヨコヤマカズエ]
子どもの本の翻訳家。埼玉県生まれ。やまねこ翻訳クラブ会員。JBBY会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

90
戦争関連絵本。ホロコースト▽ユダヤ人が連れて行かれるどこかわからない場所「ピチポイなんて行くものか」。フランスのマレ地区に住んでいた青年ユージン・ハンチューは父と一緒にナチスに捕まってしまった。コンピエーニュ収容所で働かされ一日一日を生きた。トンネルを掘って脱出しようとするも見つかり貨物車に乗せられた。貨物車から飛び降りて逃げる▽生き延びた人の話。多くの人は帰ってこなかった▽「One Day-ある日、平和が訪れますように」2025.6刊2025/10/04

MI

76
舞台は第二次世界大戦中、フランス。ハンガリー系ユダヤ人の親子の実話。何もかもあの日、変わってしまった。ナチスドイツに捕まり、強制労働させられた。読んでいて苦しくなった。絵本の中で何度も、今日を乗り越えられたら、次の日を切り抜ける。その日を終えたら、また次の日を。毎日毎日耐え凌ぎ、辛さから逃げるためにみんなでトンネルを掘りと1日、一日を切り抜ける。胸を切りつけられた感覚がするが、1日を切り抜ける。理不尽な戦争による残虐な状況を私たちは知らなければならない。少しでも繰り返さないために。2025/09/22

anne@灯れ松明の火

32
ベンジャミン・フィリップスさん絵、横山和江さん訳。1942年12月、ナチス・ドイツに抵抗するレジスタンス活動をしていた父親と息子の、実話に基づく話。想像を絶する過酷なナチスの収容所の生活。取り調べという名の暴力、一日に小さなパンひとつの食事、骨と皮だけになる労働……。けれど、彼らは諦めない! 「ほんとうにおきた話」と強調するラスト。私たちはこういう作品から、戦争の惨さを知り、二度と起こしてはいけないことを次の世代に伝えなくてはいけない。2025/08/18

やまはるか

28
 ONE DAYは2022年1月27日開催のホロコースト犠牲者を想起する国際デーのテーマ。訳者は「ある日平和が訪れますように」とONE DAYを用いているが、文中では「あの日、ある日」の出来事が語られている。社会背景の中で一人の政治家のポピュリズムが民衆の熱狂を産み、ホロコーストへと繋がる闇黒の歴史が動き出す。この本の絵はとても優しい。捕らえられるユダヤ人も警察官も服装が違うだけで同じ体格・同じ顔に描かれ、駅のホームに溢れる民衆の姿は今と違わないあの日を写している。絵のなかに今を感じ胸が締め付けられた。2025/09/14

真朝

18
戦争の絵本を読むとシンプルさに心がぐっとなる。 2025/09/11

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