内容説明
寒い夜、うさぎのお母さんは子どもたちのために毛糸の帽子を編んでいました。それを見ていたお月さまも、編み物をしたくなりました。苦労して編み上がったお気に入りの毛糸の帽子をかぶっていると、森の動物たちは次々に「いいな」「ほしいな」そこで、お月さまは自分の帽子をほどいて、何やら編み始めました。
著者等紹介
しばはらち[シバハラチ]
1955年長崎県生まれ。福岡教育大美術科卒業
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
うさぎに編み物を教えてもらったお月様。帽子がうまく編めるようになりました。動物たちのリクエストに自分の編み物をほどいてプレゼント。少しずつ自分の毛糸が小さくなって、どうなるの?と思ったら・・・結果オーライ、ほっこりするお話。2018/04/29
どあら
26
図書館で借りて読了。(5分13秒、低学年向)2021/09/02
♪みどりpiyopiyo♪
22
編み物を覚えたお月さま。やっとうまく編めた帽子ににっこり。すると… ■これは なんとも 90年代日本の絵本らしいお話ですね(違うかな?)。どんどん編んでいくお月さま。あれあれ どうなるの?? …って思ったら、最後はにっこり。お月さまだもんね♪ ■おつきさまの編み棒はなんと、あれ! そうだよね。お月さまだもんね ( ' ᵕ ' ) (初出 月刊「こどものくに」(年不明)。2004年 単行本)2017/12/31
花林糖
15
(図書館本)編物するお月さまが可愛らしい。最後のオチ(?)がほのぼのニコニコ。2015/10/30
遠い日
12
うさぎさんに教えてもらって、編み物を覚えたお月さま。自分のために編んだ帽子が、次々乞われてかわいい動物たちの温かなアイテムに変身していく。月の形と結びついたラストもほのぼの。寒い季節にみんなが温かくなるお話、安心して読めます。2016/08/08




