内容説明
さんぞうほうしというおぼうさんはそんごくうやちょはっかい、さごじょうをおともにくろうしながらやっとてんじくまでいきました。そのかえりみち、こんなことがありました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
102
せなけいこさんが中国を旅した時に聞いたというお話。苦難の末、天竺にたどり着いてありがたいお経を手に入れた三蔵法師の一行の帰り道。強大な敵を次々に打ち破ってきた孫悟空たちでしたが、思わぬところから綻びが出て、一行はある意味最大の危機に瀕します(笑)。借りた恩はできる限り返した方がよいという教訓でしょうか。1998年9月初版。2016/03/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
小学校高学年おはなし会。三蔵法師を知っているかな?からスタート、名前は聞いたことがあるが殆ど。孫悟空に至っては全員分かってました。ドラゴンボールじゃないよ、と確認の意味で猪八戒・沙悟浄を聞くと知らない子が殆どでした。ざっくりと説明してから読んだので理解はしてくれました。木魚の由来話。2019/11/06
ヒラP@ehon.gohon
12
三蔵法師は徳の高い人で、何一つ欠点のない人だと思っていたら、こんなこともあったのですね。 亀の頼みを忘れてしまったために、大事なお経は水の中。 それをたべてしまったなまずの頭が木魚になったって、なまずも三蔵法師もかわいそうな、ユーモラスな外伝でした。2017/08/22
遠い日
9
木魚の由来をせなけいこさんの再話で。三蔵法師でも、失敗があるということに、軽い衝撃を受けました。天竺から持ち帰る大量のお今日のために、孫悟空も猪八戒も沙悟浄も、必死に働く。結果、木魚ができました。2019/05/21
あおい
8
三蔵法師一行が天竺でお経をもらって帰る途中、亀の願いをお釈迦さまに聞き忘れた為に大変なことに。木魚の由来についてのお話。2020/06/06
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