内容説明
もしきみがたいくつをしているのなら、いいことをおしえてあげましょうか。きみもふしぎなせかいへいってみない?5才~小学生向き。
著者等紹介
舟崎克彦[フナザキヨシヒコ]
東京都生まれ。学習院大学卒業。白百合女子大学教授。「ぽっぺん先生」物語シリーズ(岩波書店)で路傍の石文学賞、『雨の動物園』(岩波書店)で国際アンデルセン賞を受賞
出久根育[デクネイク]
東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。『あめふらし』でBIBグランプリ、『マーシャと白い鳥』(偕成社)で日本絵本賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
37
舟崎克彦さんのファンタジーに、出久根育さんの絵!退屈な雨の日の過ごし方を教えてくれる冒頭に、多くの読者は惹き込まれるんじゃないでしょうか。でも紙飛行機の作り方を知らない人は“サヨナラ”だなんて!笑 退屈なぼくが迷い込んだのはクレヨンの異世界。違う色になりたがるクレヨンたちの願いを叶えるために、ぼくが思いついたのは…。クレヨンたちのおしゃべりが九九調で可笑しい。読むなら小2からが楽しめそう。2021/11/29
けいた@読書中はお静かに
23
小一の娘が図書館で借りた本。感想と内容を聞くとうまく答えられずモゴモゴ。言ってることがよく分からないため、読んでみました。あーたしかに説明が難しい。シュール?ちょっと不気味で不思議。下手すれば軽いトラウマなりそう。妻曰く「不思議の国のアリス」みたい。なるほど。分かる。2019/01/23
小夜風
21
【図書館】出久根育さんの表紙に惹かれて。いきなり紙飛行機の作り方が載っていて、思わず作っちゃいましたよ♪飛ばしてみたら凄く良く飛びましたよ~♪ちょっと長めの絵本という感じでさらっと読めました。2015/07/26
Yukiko Yosuke
19
「もし君が退屈しているのなら、いいことを教えてあげましょうか。」といった問いかけで始まる不思議なお話。紙に書くおまじないの言葉も、送られてくる不思議なクレヨンも、その後に体験するクレヨンの世界も。出会うクレヨン達は不思議の国のアリスに出てくるトランプの顔のようで、何故か九九をしゃべる。クレヨン達の願いをかなえてあげると現実世界に戻ってきて…そして最初に戻るという仕掛け。じわじわくるお話だと思います。2024/11/08
mntmt
14
九九のダジャレが笑える。出久根育さんの絵も素敵。2015/08/20
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