内容説明
ゆうくんは一年生。なんだってひとりでできるようになりました。でもゆうくんには、なやみがあるのです。5才~小学生向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
29
背が低くて赤ちゃんみたいなかわいい顔のゆうくんは、一年生になったのにまわりの大人や子どもたちから園児と間違われます。むっとしたり、悔しくなったり、悲しくなったり…ゆうくんの忙しく揺れ動く気持ちに、気がつけば一緒になって私の気持ちも動いていました。 「普通」「普遍」「標準」ではないということは時にはしんどく感じることも多くありますが、自分の感情に素直に向き合って悔しがったり腹を立てたりするゆうくんはとても勇気がある子だね。そんなゆうくんにドンと向き合うお父さんが素敵だったな。 (7歳)2022/04/13
こゆ
10
小3、一人読み。序盤だけ読み聞かせしたが、小さいところは子どもと共通点。一年生なのに園児さんと間違われるとあったけど、うちの子は三年生なのについ最近も「年長さん?一年生?」と間違われたよ…。しかし我が子は内面的にも幼く、ガミガミ言わないと明日の用意もできないので、ゆうくんとは全然似ていない(;'∀')同じく低身長の私もそうだったけど、小さい子の宿命でクラスでも「チビ!」と馬鹿にしてくれる子が複数いるそう。「それがどうした?そっちには何も迷惑かけてないだろ」と言い返してやればいいんだよと伝えている。2022/05/01
そうさん
7
6歳。うちの子どもも小さいので、共感出来るところはあったかな。ただ、気が強いところもあるから、同じようなことになっても言い返してしまって、こじれてそうな気もする。主人公のゆうくんは一年生にしてはとてもしっかりしていて凄いと感心してしまった。うちの子ならどうかな。私が同じ年齢の子どもだったら絶対できてないなぁ。いい話だった!2021/07/15
絵具巻
5
文京区立根津図書館で借りました。2016/03/25
すずえり
2
体の小さいゆうくんは、小学生になったのに「どこの幼稚園?」と聞かれたりしてなかなか小学生に見てもらえません。 そんなとき、公園で体の大きい幼稚園の子がケガをして、ゆうくんが大活躍。やっぱりおにいちゃんだね。 2013/07/10