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出版社内容情報
日本で唯一、現地の黒人信仰<サンテリア>の司祭になってしまった向こう見ずな大学教授が「格言」で読み解く、ゆるくてタフなキューバ人の素顔とは。ポストモダン文学の名翻訳者である著者が、軽妙な筆致でつづるエッセー集。『日本経済新聞』の人気連載を中心に、大幅に加筆を加えて待望の単行本化。
目次
序章:そして、司祭となる
「黒人信仰」の司祭
第1章:庶民の叡智
ふたりの「イチ」/海賊テレビ/毎日が祝祭日だったら/人を謙虚にする本/「不便さ」の幸福/キューバ人は、辛いものが苦手?/長蛇の列/新しい結婚のかたち/無駄足は無駄足ではない/死者の生命力
第2章:すべては「ことわざ」に
眠りこける小エビ/牛の前の荷車/一枚のハンカチ/吠える犬/動物園のマングース/やはり大きい馬/良い木、良い日陰/川が荒れると/川から音が聞こえる/7回転んだら/奴隷が死んでも/空飛ぶ鳥の羽根
第3章:占いと儀式
サンテリアとは何か?/アフロキューバ人の宇宙観/太陽をあがめる/キューバの太鼓儀礼/占いの仕方/キューバの神話/年末は儀式の連続/霊はコンピュータの中で夢をみるか?/あるはない、ないはある
第4章:変わりゆく革命の国――2015
アメリカとの雪どけ/革命から観光へ/家族の解体と再生/出稼ぎと移住/急速に変化する通信事情/どうなるキューバの二重通貨制/花ざかりの「もぐり」ビジネス/お金という夢を追う/お喋りと議論の国/ドル箱の有名外国人/海外放送とパッケージ
終 章:遠くキューバから
紫の桜
遠くて近い、近くて遠いキューバ
――あとがきに代えて
内容説明
日本人で唯一、現地の黒人信仰“サンテリア”の司祭になってしまった向こう見ずな大学教授が「格言」で読み解く、ゆるくてタフなキューバ人の素顔とは。
目次
序章 そして、司祭となる(「黒人信仰」の司祭)
第1章 庶民の叡智(ふたりの「イチ」;海賊テレビ;毎日が祝祭日だったら ほか)
第2章 すべては「ことわざ」に(眠りこける小エビ;牛の前の荷車;一枚のハンカチ ほか)
第3章 占いと儀式(サンテリアとは何か;アロハキューバ人の宇宙観;太陽をあがめる ほか)
第4章 変わりゆく革命の国―2015(アメリカとの雪どけ;革命から観光へ;家族の解体と再生 ほか)
終章 遠くキューバから(紫の桜)
遠くて近い、近くて遠いキューバ―あとがきに代えて
著者等紹介
越川芳明[コシカワヨシアキ]
1952年生まれ。明治大学文学部教授、専門は現代アメリカ文学。2009年にキューバの黒人信仰「サンテリア」に弟子入り。2013年に司祭の資格を取得(キューバ・ヨルバ協会公認)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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