内容説明
宗教を知るともっと世界がよくわかる。愛・労働・死後の世界・罪…、人生において深い意味をもつ10のテーマをとりあげ、世界の主な宗教(仏教、キリスト教、イスラム教、神道など)の論理、人々の生きる知恵を学ぶ。神とほとけの視点からの東西比較文明論。
目次
第1章 愛
第2章 労働
第3章 死後の世界
第4章 罪
第5章 神仏
第6章 救い
第7章 人間
第8章 奇蹟
第9章 祈り
第10章 言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すうさん
3
ひろさんの本は仏教のことを平易に書いてあるだけでなく、他の宗教と比較して違いも説明する。日本人がみな仏教徒ではないが、長年習慣となってきた仏教や神道の習慣を考えてみることで、私たちの生き方の指針となることが多い。長く培われてきた仏教を「生きるための哲学」ととらえると、それが習慣となることで無自覚に仏教的な考え方が身についてきたのかもしれない。私自身は仏教を学ぶことで、得度せずとも在野の仏教徒として安寧に生きて言えるような気がするのです。決して押し付けではなく仏教を身に着けることができると感じます。2022/05/25