内容説明
家庭内サーバとして利用できる玄箱PROですが、Linuxをカスタマイズできるため、ファイル・サーバのNASとしてだけでなく、アプリケーション・ソフトをインストールするといろいろな使い方ができます。本書は、外部にセンサやI/O、液晶ディスプレイやオーディオ・アンプをつなぐことによって、より遊べる範囲を広げています。それぞれの工作については、具体的な手順を示してありますから、遊びながらLinuxに慣れていくことができます。
目次
第1章 初めてLinuxにふれる人もここからスタート―玄箱PROにDebianを入れよう
第2章 玄箱PRO活用の第一歩―Debian環境を整えよう
第3章 Debian環境で遊んでみる―ミュージック・サーバに仕立てる
第4章 KURO‐RSで応用範囲を広げる―学習型赤外線リモコンで遊ぼう
第5章 外部からの入出力をマスタする―シリアル・ポートで遊ぼう
第6章 音楽は友達―Icdprocを利用して液晶/VFDで遊ぼう
Appendix A カーネルの再構築とカーネル・モジュールの構築
Appendix B Debian化イメージを作ってみる
著者等紹介
光永法明[ミツナガノリアキ]
大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。博士(工学)。2003年大阪大学大学院工学研究科助手。2004年6月より(株)国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所研究員。2008年4月より金沢工業大学機械系ロボティクス学科講師。2008年7月より(株)国際電気通信基礎技術研究所知能ロボティクス研究所客員研究員(兼任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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